多値論理研究会

第22回多値論理とその応用研究会

座長:
和保 孝夫(上智大学)
目的:
 半導体微細化技術の飛躍的な進歩が情報処理・通信システムの目覚ましい性能向上の原動力になってきたが、近年、微細化によるLSI性能向上の限界が次第に現実化しつつあり、それを打破すべく、デバイス・回路からアーキテクチャにおよぶ広い領域で様々な試みが精力的に研究されている。
 「0」と「1」だけでは表現できない世界を考察する多値論理の歴史は古く、論理設計に利用されてきたほか、LSIの高速化、小チップ面積化に有効な手法として研究が進められてきたが、テクノロジの限界が近づきつつある今、それを打破する新たな可能性を秘めた有力な手法の一つとして、多値論理が注目を集めている。例えば、冗長性を含む多値アルゴリズムは、特性変動が大きいデバイスを前提とするナノコンピューティングとの整合性が良く、革新的なナノアーキテクチャの実現につながる可能性がある。
 本研究会は、多値論理研究会と共催で、論理学、数学、論理設計、フォールトトレラント、ファジィ、人工知能等の側面から、また、デバイス、回路技術の観点から、多値論理の基礎とその応用について最新の研究成果を発表すると共に、分野の壁を越えた様々な研究者の間で意見交換と討論を行うことを目的としています。
日時:
平成21年 1月 10日(土) 午後 , 1月 11日(日) 午前
会場:
群馬大学工学部(群馬県桐生市)
会場案内:
http://cs3.el.gunma-u.ac.jp/MVL22/
会場担当幹事:
群馬大学工学部電気電子工学科 弓仲 康史
TEL : 0277-30-1790 FAX : 0277-30-1707
E-mail : yuminaka{at}el.gunma-u.ac.jp
多値論理研究会のホームページ:
http://ei-www.hyogo-dai.ac.jp/~hozumi/jmvl/
応募の資格:
特になし
申し込み・原稿締切日:
講演の申し込みは下記の申込先に講演題目と著者の一覧(所属含む)をお知らせください.
申込の受付後,原稿執筆に関する案内を送付させて頂きます.
講演申し込み締切  平成20年10月10日(金) 17日(金) (延長しました)
原稿締切 平成20年11月29日(土)
申し込み・原稿送付先:
〒675-0101
加古川市平岡町新在家2301
兵庫大学 経済情報学部 穂積隆広
TEL : 079-427-9938
FAX : 079-427-5112
E-mail : hozumi{at}hyogo-dai.ac.jp
主催:
ディペンダブル コンピューティング研究会
共催:
多値論理研究会