多値論理研究会

多値論理研究会ニュースNo.60

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     多値論理研究会ニュース

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         MM VV      VV LL                     No.60  2001年 10月
         MM  VV    VV  LL                     発行責任者: 和保孝夫
         MM   VV  VV   LL                     編  集  者: 巽  久行
      MMMMM    VVVV    LLLL                               穂積隆広
      MMMMM     VV     LLLL

1. 新委員長挨拶

委員長就任のご挨拶 (上智大学 和保孝夫)

 2001年8月、宮崎で開催された多値論理研究会総会におきまして委員長を拝命いた
しました。前委員長の涌井文雄先生の後任として、微力ながらこの大任を果たす所
存です。皆様には倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
 本研究会は、諸先輩を始め多くの方々のご努力により、国内だけではなく国際的
にも重要な多値論理研究の拠点として発展してきました。本研究会の大きな特徴の
一つは、数学・情報理論から半導体技術まで、幅広い分野の専門家が「多値」をキー
ワードとして一堂に会し、建設的な意見交換ができることで、我々の研究を推進す
る上での大きな原動力となっています。この良い伝統を受け継ぎ、更に発展させる
ことで、皆様の研究に少しでもお役に立てるよう努力したいと思います。
 今、社会は大きな変革期にあると言われていますが、多値研究を取り巻く情勢に
も大きな変化の兆しが見えています。半導体技術の限界を打破する有力な手法とし
ての多値技術に、これまで以上に多くの研究開発者の関心が向けられているといっ
ても過言ではありません。このチャンスをとらえ、社会に向かってインパクトのあ
る提案をしていくことも、本研究会の重要な使命の一つではないかと考えておりま
す。そのためには、多くの知恵を結集し、虚心坦懐に議論する必要があります。来
年1月の第2種研究会(関西大学)、夏の多値フォーラム、そして東京開催が決まっ
たISMVL2003など、いろいろな機会を通じて、そのような雰囲気づくりができ
ればと考えております。
 皆様のご理解とご支援をどうぞ宜しくお願い申し上げます。


2. 新役員紹介 (任期: 2001年10月~2003年9月)

   委員長          和保  孝夫           (上智大学)
   庶務担当幹事    淡野  公一           (宮崎大学)
   技術担当幹事    畑   豊             (姫路工業大学)
   広報担当幹事    巽  久行         (神奈川工科大学)
   会計担当幹事    菊池  浩明           (東海大学)

   委員            青木  孝文           (東北大学)
   委員            河口万由香           (北海道大学)
   委員            高木 昇             (富山県立大学)
   委員            長田  康敬           (琉球大学)
   委員            羽生  貴弘           (東北大学)
   委員            ポゴシャン、グラント (国際基督教大学)
   委員            穂積  隆広           (兵庫大学)
   委員            宮川  正弘           (筑波技術短期大学)
   委員            山本  喜則           (高崎経済大学)
   委員            弓仲  康史           (群馬大学)

   会計監事        松本  政之           (東洋大学)   

   オブザーバー    石塚  興彦           (宮崎大学)
   オブザーバー    亀山  充隆           (東北大学)
   オブザーバー    北橋  忠宏           (大阪大学)
   オブザーバー    笹尾  勤             (九州工業大学)
   オブザーバー    中島  恭一           (富山県立大学)
   オブザーバー    樋口  龍雄           (東北大学)
   オブザーバー    町田  元             (一橋大学)
   オブザーバー    向殿  政男           (明治大学)
   オブザーバー    村中徳明             (関西大学)
   オブザーバー    涌井  文雄           (日本大学)
                                                五十音順


3. 第2回日韓合同多値論理シンポジウム (第24回多値論理フォーラム) 報告
                                        (シンポジウム委員長 石塚興彦)

 本シンポジウムは、2001年8月27日より29日までの3日間、宮崎市・青島パーム
ビーチホテルで開催されました。ご存知のように、1999年の韓国、慶州市で行わ
れた第1回に続くもので、第23回多値論理フォーラムを兼ねています。何故、宮
崎で開催するに至ったかは、今となっては分からなくなりましたが、結果的に、
宮崎-ソウル間の直行便ができ、韓国から多くの方に来ていただくことができま
した。又、宮崎コンベンションビューローから、補助金をもらい、会の運営がス
ムーズに行えました。
 このシンポジウムを開催に当たり、東北大 青木先生にプログラム委員長を引
き受けていただき、日韓合同とは言え、国際会議を意識して、一応の査読を御願
いしました。韓国側も、Hyeon-Kyeong Seong先生を中心に対応していただきまし
た。両先生を始め、査読者の皆様に厚く御礼申し上げます。
 さて、参加者は、日本側47名、韓国側21名、計68名を数えました。シンポジウ
ムでは、一般講演37件(内2件No Show)、特別講演2件が発表されました。特別
講演の1件は、一橋大 町田先生に「Galois Connection between Clones and 
Monoids -- General Idea and Some Specific Results --」と題して、ご講演い
ただきました。又、もう1件は、宮崎の特色と韓国からの参加者を意識して、
「History of Nango Village of Miyazaki -- Cultural Exchange between Korea 
and Japan --」について、地元南郷村の原田課長さんに御願いしました。多値論
理の専門から離れたものでしたが、いかがでしたでしょうか。次の日、数人の方
が早速南郷村を訪ねて行かれたそうです。
 一番心配したのがお天気です。前の週には、台風12号が日本を縦断していきま
した。27日から29日に掛けても、予報は雨でした。しかし、この予報は見事には
ずれ、好天気に恵まれました。ラッキーーー。ホテルの窓から日の出を見られた
方もいらっしゃったのではないでしょうか。(小生、毎夜の2次会でつぶれてお
りました。)
 と言うわけで、大成功だったと、自画自賛しております。参加者の方々から、
お手紙をいただきました。まだ、シンポジウムの後始末に追われて、全部の方へ
ご返事を出していません。この場を借りて、ご参加いただいたことに対し、御礼
申し上げます。最後になりましたが、各委員の先生方には、ご協力に対し、深く
感謝申し上げます。
 次は、ISMVL-2003です。向殿先生にバトンタッチ致します。
                              シンポジウム委員長 石塚 興彦 記


4. 第15回多値論理とその応用研究会開催案内(第2種研幹事 淡野公一)

  下記のように, 第15回多値論理とその応用研究会が開催されますので, 奮って
ご参加下さいますようお願い致します.

第15回多値論理とその応用研究会

座長 石塚 興彦 (宮崎大)

目的
 多値集積回路は、配線ボトルネックを解決するブレークスルーを与えるものとして
有用であることが明らかになっています。また、多値論理は、真と偽との二つの状態
のみを取り扱う古典論理では表現できない世界を認め、これを表現し、利用する
ヒューマンフレンドリーな論理です。
 コンピュータサイエンスという観点からすると、多値情報処理は、例えば、論理設
計等に有効に利用され、高速化、チップ面積の減少等に大きく寄与しています。また、
ファジィ論理も多値論理の一種として古くから取り扱われ、研究されてきました。
 本研究会は、多値論理研究会と共催で、これら多値論理を論理学、数学、論理設計、
フォールトトレラント、ファジィ、人工知能等の側面から眺め、これらについての基
礎と応用について意見交換と討論を行なうことを目的としています。

日時 平成14年1月12日(土) 9:00~17:30
会場 関西大学100周年記念会館第1会議室
   〒564-8680 大阪府吹田市山手町3丁目3番35号
   会場の地図等の情報 http://www.kansai-u.ac.jp 
   会場はキャンパスマップ(千里山)の27番の建物
会場担当幹事 関西大学 村中 徳明
   Tel: 06-6368-0944
   E-mail: muranaka{at}ipcku.kansai-u.ac.jp     
多値論理研究会のホームページ
   http://wwwj3.comp.eng.himeji-tech.ac.jp/mvl/japan/
応募の資格 特になし
申込・原稿締切日
   講演申込締切 10月12日(金)
   原稿締切   11月30日(金)
申込・原稿送付先
   宮崎大学工学部電気電子工学科  淡野 公一
   〒889-2192 宮崎市学園木花台西1-1
   Tel: (0985)58-7406
   Fax: (0985)58-7406
   E-mail: tanno{at}esl.miyazaki-u.ac.jp
主催  フォールトトレラントシステム研究専門委員会
共催  多値論理研究会


5. 第36回多値論理研究会総会議事録(庶務担当幹事 菊池浩明)

日時: 2001年8月28日(火) 18:00-18:30
場所: 青島ビーチリゾートホテル

(議題1から5までは,第二回韓日多値論理シンポジウムのPlenary Session
としてオープンで英語で行われた)

  1) 第二回韓日多値論理シンポジウム報告
      シンポジウム大会委員長の石塚担当幹事より,参加状況と日本と
      韓国各々の地図の上での参加者分布が紹介なされた.
      プログラム委員の紹介と,協力に対する謝辞が述べられた.
  2) 第31回ISMVL2001報告
      プログラム委員の和保委員と青木委員から,会議の概要と
      会場の状況,招待講演やバンケットからワルシャワの町並みまでを
      ユーモア交えて報告された.次期会議の投稿が案内された.
  3) 第15回第二種研究会案内
      淡野二種研幹事より,会議の概要と開催案内がなされた.
  4) MVLジャーナル投稿案内
      向殿担当幹事より,ジャーナルの紹介と投稿の勧誘がなされた.
  5) 次回多値フォーラムの候補について
      菊池幹事より,次期フォーラムの候補地が紹介された.
  6) 平成12年度決算報告と監査報告
      弓仲会計監事より,決算報告と監査報告がなされ,承認された.	
  7) 平成13年度予算案
      弓仲会計監事より,次期予算案が提案され,承認された.	
  8) 表彰式
      関西大学 村中徳明先生に15回出席を称えた精勤賞が授与された.
  9) 次期委員長について
      涌井委員長より,多値論理委員会から和保委員を推薦することを
      提案され,満場一致で承認された.
      和保新委員長より,挨拶と次年度の抱負が述べられた.

6. 会計報告(会計担当幹事 弓仲康史)

  平成12年度会計と平成13年度予算案の資料をご希望の方は会計担当
幹事の弓仲までご連絡下さい.