多値論理研究会

多値論理研究会ニュースNo.63

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    多値論理研究会ニュース

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         MMVV        VVLL 
         MM VV      VV LL                     No.63  2004年 5月
         MM  VV    VV  LL                     発行責任者: 羽生貴弘
         MM   VV  VV   LL                     編  集  者: 植村哲也
      MMMMM    VVVV    LLLL                               
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1. 第27回多値論理フォーラム開催案内
                      (開催担当幹事: 畑 豊)
 夏の日差しが緩むころ、瀬戸内の島、淡路島で、第27回多値論理フォーラム
を開催します。会場となる「淡路夢舞台国際会議場」は、兵庫県の誇る国際会
議場で次回の日本で行われる ISMVLの開催地候補となっております。
神戸市から明石海峡大橋で結ばれた淡路島は、すばらしい自然環境にあり、
日頃の研究成果やアイディアの発表に真に適しています。
 また研究発表のみならず、これからの課題などに対して、様々な視点から
語り合えば、問題解決の糸口が見つかったり、さらに小さなアイディアが大きな
波に成長するかも知れません。つきましては、各方面の皆様方からの積極的な
論文投稿とご参加をお待ちしています。

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第27回多値論理フォーラム 淡路・兵庫 
日時 2004年9月6日(月) -8日(水)

今回のフォーラムから原稿をpdfファイルでお送りいただき、開催担当側で
ノートを作成することになりました。原稿締め切りにご注意ください       
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○発表申し込み締切:7月10日(土)
 下記4項目を記載の上、小橋(kobashi{at}ieee.org)までお願いします。
 (1) 講演題目
 (2) 講演者名及び講演者所属名
 (3) 参加資格(正員,学生)
 (4) 連絡先(代表者氏名,所属,住所,電子メールアドレス,電話番号)

○原稿締め切り:8月10日(火)
 4月1日送付の電子メールに添付のformatに従ってください。
 最大ページ数は10ページです。 
注意:印刷の関係上、締め切りを過ぎた原稿はノートに掲載されませんので
 ご注意ください。

○宿泊・参加申し込み締切:8月2日(月)
 添付の申込書に従ってご記入くださり、近藤(kondo{at}ieee.org)までお願い
します。

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●開催日時:2003年9月6日(月) 午後3時より、8日(水) 正午まで

●発表会場:淡路夢舞台国際会議場
  http://www.yumebutai.org/
  注意:タクシーを使用しますと、片道の乗車で明石海峡大橋の往復通行料
  (8,000円程度)が金額に上乗せされます。

●ホテル(淡路夢舞台国際会議場とホテルは同じ場所です)
  淡路ウエスティンホテル(原則として、3人の相部屋です)。
  http://www.westin-awaji.com/

●登 録 費:多値論理研究ノート第27巻を含む。
       正員: 4,000円
       学生: 2,000円
●主  催:多値論理研究会
  http://ei-www.hyogo-dai.ac.jp/~hozumi/jmvl/index.html

●特別講演:浅野房代(兵庫県立大学教授):園芸療法について(仮題)

淡路島には、兵庫県立大学の自然環境科学研究所があり、園芸療法
分野教授浅野先生に、緑と人のかかわり方についてのご講演です。

●宿泊費(朝食付)、昼食、夕食費、懇親会費:

       1日目            2日目
         夕食   宿泊      昼食    宿泊   懇親会      合計
正員    \2,500  \6,000    \1,000  \8,000  \6,000    \23,500
学生員  \2,000  \6,000    \1,000  \7,000  \3,000    \19,000

上記の価格は、1部屋3人での使用料金です。single,twin使用の
場合は以下の差額が必要となります。

宿泊      差額
TWIN     \2,231
Single   \5,355

●交通アクセス
バス:淡路夢舞台前で下車されますとそこが会場のホテルです。

以下のサイトにすべての交通手段が掲載されております。

http://www.westin-awaji.com/access/index.html
 
JR神戸、三ノ宮駅から淡路夢舞台前行きバスは1時間に1本程度です。
JR舞子駅からの淡路夢舞台前行きバスは、1時間に3-4本程度です。

●開催担当幹事:
〒671-2201
姫路市書写2167
兵庫県立大学(姫路工業大学から名称が変更になりました)
大学院 工学研究科 電気系工学専攻 電子情報工学部門
畑 豊
電話・FAX:0792-67-4986
e-mail:hata{at}ieee.org


2. 第17回多値論理とその応用研究会 報告
                          (開催担当幹事 長田康敬)
2004年1月9日(金)~1月10日(土)に,第2種研究会(第17回多値論理とその応用研究
会)が北海道大学学術交流会館で開催されました.発表16件,参加者総数39名を数え,
盛会のうちに終了しました.第2種研究会の円滑な運営のために,校費による資料10冊
の一括御購入を頂きました御協力大学に,この場をお借りしてお礼申し上げます.
次回の第2種研究会(第18回多値論理とその応用研究会)は平成17年1月,上智大学
(東京)にて開催の予定です.
(座長  村中徳明(関西大),幹事 長田康敬(琉球大), 幹事 穂積隆広(兵庫大))


3. 第48回多値研究会委員会議事録
                                            (開催担当幹事 望月 明)

日 時:2004年1月9日 12:00~12:45
場 所:北海道大学 学術交流会館 第2会議室
出席者:羽生,高木,植村,河口,淡野,長田,ポゴシャン,弓仲,
    石塚,村中,涌井,和保,望月(敬称略)   計13名
議事
[報告事項]
1.新委員会の役員紹介
  羽生委員長からの新役員の紹介があった.

2.電子情報通信学会第2種研究会「第17回多値論理とその応用研究会」
  開催状況について:
 電子情報通信学会第2種研究会「第17回多値論理とその応用研究会」
(以下,2種研)幹事の長田委員より発表件数16件である旨,報告された.
 また,ローカルアレンジメント担当の河口委員より開催会場等の説明が
 あった.(研究会終了時,参加人数39名である旨,報告された.)

3.ISMVL2004準備状況&MVL-TCについて:
 ●ISMVL’04プログラム委員の羽生委員長より,下記の通り報告さ
  れた:
  開催日時:2004年5月20日~22日
  開催場所:カナダ,トロント大学
  投稿論文数:87件
  (アジア太平洋地区:42件(内,日本:19件)
   アメリカ地区  :24件(内,カナダ:10件)
   ヨーロッパ地区 :21件)
  キーノートスピーチ:Prof. Jonathan Rose,トロント大学,FPGA関係
  招待講演1    :Dr. Gilles Brassaed,モントリオール大学,
            量子コンピューティング,量子暗号関係
  招待講演2    :現在検討中
  スケジュール:2004年2月1日:Acceptance notification
         2004年3月1日:Photo-ready copies
  なお,招待講演者候補を追加希望があれば歓迎する旨,説明された.
 ●Multiple-Valued Logic Technical Committee(MVL-TC)の新委員長
  として,Marek Perkowski(Portland State University, USA)氏が選出
  されたことが報告された.

[審議事項]
1.第27回多値論理フォーラムについて:
  開催日程は9月6~8日淡路島にて開催予定。会場担当の畑委員より、
 後日詳細に報告することとした.

2.第28回多値論理フォーラム開催地について:
  開催地候補として,北陸地方の適当な場所を高木委員に検討してもらう
 こととした.

3.第28回「多値論論理とその応用」第2種研究会の開催について:
  開催地候補として交通便のいい場所を選定することとし,候補地として,
 東京都内を和保オブザーバに検討してもらうこととした.

4.その他:
●ISMVL沖縄開催について:
 長田委員より,ISMVLのアジア地区開催地として沖縄開催の可能性に
ついて打診された.現在,ISMVL2005をカナダ・カルガリー,IS
MVL2006をシンガポールで開催予定.2007年もしくは2008年
に開催する可能性が出ることが説明された.

●2種研座長について:
 現2種研座長の村中オブザーバより,さらに1年継続する旨の説明があっ
た.また,次期2種研座長として,涌井オブザーバにお願いしたい旨が報告
された.

●日韓合同多値論理シンポジウムの開催について:
 淡野委員より,韓国側の関係者から非公式に第3回開催を希望している旨
が報告.正式な開催が打診された時点で具体的な日本側のサポート等を検討
することとした.また開催準備の負担について議論があり,これについて
石塚オブザーバより,
・韓国開催の場合は韓国側に全面的依頼するので,特に負担なし
・日本開催の場合は宮崎にて前回同様に開催する等を工夫することで開催準
 備の負担を軽減できる
旨が説明された.いずれにしても,日韓合同多値論理シンポジウム開催につ
いては,状況に応じて適宜検討していくこととした.

●電子情報通信学会英文誌特集号について:
 羽生委員長より,多値論理研究分野に密接に関連する,4月締切りの「新
概念VLSI」特集号企画が説明され,積極的な投稿が喚起された.

以上