多値論理研究会

多値論理研究会ニュースNo.64

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    多値論理研究会ニュース

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         MM VV      VV LL                     No.64  2004年10月
         MM  VV    VV  LL                     発行責任者: 羽生貴弘
         MM   VV  VV   LL                     編  集  者: 植村哲也
      MMMMM    VVVV    LLLL                               
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掲載事項
・多値論理研究会ノートの配布について
・第27回多値論理フォーラム報告
・第18回多値論理とその応用研究会開催案内
・第49回多値論理研究会委員会議事録
・第39回多値論理研究会年次総会議事録


1. 多値論理研究会ノートの配布について
多値論理フォーラムにおける多値論理研究ノートのPDF投稿方式切替に
伴いまして,ノート希望の会員の皆様におかれましては,多値論理研究会Web
http://ei-www.hyogo-dai.ac.jp/~hozumi/jmvl/index.html
多値論理研究会の論文公開について
http://ei-www.hyogo-dai.ac.jp/~hozumi/jmvl/info/pdf.html
からダウンロードする形になりましたので,ご利用の程,
よろしくお願い申し上げます.


2. 第27回多値論理フォーラム報告
                                            (開催担当幹事 畑 豊)
第27回多値論理フォーラムが、淡路島の「淡路夢舞台国際会議場」で、
9月6日(月)-8日(水)の期間に開催されました。多値論理国際会議を
開催する時は、いつでもご使用ください。
超大型の台風が開催地を直撃して招待講演がキャンセルされる非常事態では
ありました。それでも参加予定者42名のうち、実際に38名に参加いただき、
発表件数としても、予定20件のうち17件に御発表を戴きました。
本当にありがとうございました。開催担当としましては兎に角、開催できまし
たことにほっとしております。
参加者はすさまじい台風をホテルから眺められて思い出深いものになっと
のではと思っております。


3. 第18回多値論理とその応用研究会開催案内
                      (第2種研幹事 長田  康敬)
下記のように, 第18回多値論理とその応用研究会が開催されますので, 奮って
ご参加下さいますようお願い致します.

 第18回多値論理とその応用研究会

 座長  村中 徳明 (関西大)

 目的
  多値集積回路は、配線ボトルネックを解決するブレークスルーを与えるものとして
 有用であることが明らかになっています。また、多値論理は、真と偽との二つの状態
 のみを取り扱う古典論理では表現できない世界を認め、これを表現し、利用する
 ヒューマンフレンドリーな論理です。
  コンピュータサイエンスという観点からすると、多値情報処理は、例えば、論理設
 計等に有効に利用され、高速化、チップ面積の減少等に大きく寄与しています。また、
 ファジィ論理も多値論理の一種として古くから取り扱われ、研究されてきました。
  本研究会は、多値論理研究会と共催で、これら多値論理を論理学、数学、論理設計、
 フォールトトレラント、ファジィ、人工知能等の側面から眺め、これらについての基
 礎と応用について意見交換と討論を行なうことを目的としています。

  日時  平成17年(2005年) 1月 8日(土) 午後
               1月 9日(日) 午前

  会場: 上智大学 四ツ谷キャンパス(〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町7-1)
     会場の地図等の情報 http://www.sophia.ac.jp/J/first.nsf/Content/guide_y

  会場担当幹事 
      上智大学理工学部  和保 孝夫
      TEL : 03-3238-3412
      E-mail : waho{at}sscd.ee.sophia.ac.jp

  応募の資格
      特になし

  申込・原稿締切日
      講演申込締切 10月8日(金) --> 10月29日(金)に延長
      原稿締切   12月3日(金)

  申込・原稿送付先
      琉球大学工学部電気電子工学科 長田 康敬
      〒903-0213 沖縄県西原町字千原1番地
      Tel: 098-895-8687
      Fax: 098-895-8708
      E-mail: ngt{at}eee.u-ryukyu.ac.jp

  主催  ディペンダブルコンピューティング研究会
  共催  多値論理研究会

                                 以上


4. 第49回多値論理研究会委員会議事録
                                              (開催担当幹事 望月 明)
日 時:2004年9月7日(火) 11:45~12:45
場 所:淡路夢舞台国際会議場 茶室
出席者:羽生,高木,穂積,淡野,松本,弓仲,畑,
    石塚,中島,涌井,和保,望月(敬称略)   計12名
議事
[報告事項]
1.第27回多値論理フォーラムの開催状況
  開催担当の畑会計監事より開催状況の以下の報告があった.
   参加者数:43人
      発表申込み件数:22件(内,特別講演1件)
     但し,天候悪化に伴い4件の発表がキャンセル(内,特別講演1件)

2.ISMVL2004報告
  羽生委員長より以下の報告があった:
   開催日時:2004年5月20日~22日
   開催場所:カナダ・トロント,トロント大学
   採択論文数(投稿論文数):53件(87件)
   内,日本からは16件(20件).その他,ドイツ,米国,カナダなど
   22ヶ国から論文投稿された.
   NO SHOW:5件
   プログラム変更:1件
   セッション数:17(内、招待講演2件、パネルディスカッション1件)
   Best Paper Award for 2003 ISMVL:
    日本から,笹尾勤氏(九工大),猪川・高橋氏(NTT)
    の論文2件が受賞
   Long Service Award:
    樋口オブザーバ(東北工大),亀山オブザーバ(東北大),
    笹尾オブザーバ(九工大)を含む8名が受賞


[審議事項]
1.次回 第18回第2種研究会について:
  開催担当の和保オブザーバより,上智大学で開催する準備状況の説明があり,
  開催日程の審議を行った結果,来年1/8(土),9(日)に開催する
  こととなった.

2.次回 第28回多値論理フォーラムについて:
  開催候補地として,高木技術担当幹事より富山県氷見市
  民宿「磯波風(いそっぷ)」での開催案が提案され,承認された.
  また,開催日程の審議を行った結果,
  ・2005年9月5日(月)~7日(水)を第1候補とすること
  ・2005年9月5日(月)~9日(金)の期間で適宜調整すること(第2候補)
  が承認された.

3.来年以降のISMVLについて:
  羽生委員長より,ISMVL開催地が現時点で以下のように予定されている
  ことが報告された.
   2005年:カルガリー(カナダ)
   2006年:シンガポール
   2007年:ダラス(米国)がproposalする予定
   2008年:沖縄(日本)
   2009年:ルーマニア
  2008年の日本開催について,町田オブザーバより,ヨーロッパ開催が近年
  遠のいており,2008年はヨーロッパ地区での開催を優先した方がいいのでは
  ないか,という意見が出された.また,石塚オブザーバ・和保オブザーバより,
  日本の貢献度から考えて,4~5年に1度は日本で開催することが妥当では
  ないか,という意見があった.以上を踏まえ,開催時期,開催地候補,
  シンポジウム委員長などについて今後も継続審議することとなった.

4.多値論理基金等資金の活用及び管理について:
  石塚オブザーバより,来年4月以降,多値論理関連webサイトおよび事務局を
  立上げ,多値論理データベースを構築することと,多値論理基金を一括管理する
  ことが提案され,承認された.

5.2種研運営,技術報告書公費購入について:
  2種研幹事・長田委員より,研究会資料を公費購入して頂ける先生数が減少し,
  研究会資料作成が困難になるなど2種研運営の資金繰りが厳しい状況にある旨が
  報告された.そこでまず,公費購入して頂いている先生リストの確認,印刷コスト
  の確認などを報告してもらうこととした.また,研究会資料をweb掲載して印刷
  経費を削減する案も出された.ただ,研究会資料の電子化には親委員会である
  ディペンダブル・コンピューティング委員会に確認する必要があるなど,今後も
  継続調査してもらうこととした.

6.発表論文表彰について:
  高木技術担当幹事より,研究会活性化の一環として以前から提案のあった表彰に
  関する検討状況が報告された.対象学会をフォーラム,2種研のどちらかまたは
  双方とするか,対象研究者を,全研究者,若手,学生と区分するのか,審査方法を
  どうするのか,表彰の方法と時期についてどうするのか,等について審議された.
  これらの審議結果に基づき,再度高木技術担当幹事に修正案を検討してもらうこと
  とした.

7.その他
  ●淡野委員より,日韓合同研究会開催について今後,検討する旨が提案された.
  ●会員に対してのフォーラムノート発送については次回より基本的には郵送は
   せず,Web掲載とし,冊子が必要であれば送付することとなった.

以上


5. 第39回多値論理研究会年次総会議事録
                                                   (開催担当幹事 望月 明)
日 時:2004年9月7日(火) 17:00~17:30
場 所:淡路夢舞台国際会議場 会議室301
出席数:25名
議事:
[報告事項]
1.会計報告・監査報告:
  会計担当幹事の菊地会計担当幹事の代理である弓仲委員より平成15年度会計報告
  がなされ認められた.また,畑会計監事より会計に誤りが無い旨,報告があった.

2.第27回多値論理フォーラム開催状況:
  開催担当の畑会計監事より開催状況の以下の報告があった.
   発表件数22件(特別講演1件を含む)
   登録者数43人

3.第2種研究会準備状況:
  開催担当の和保オブザーバより上智大学・四谷キャンパスにおける
  開催準備準備状況の説明があり,来年1/8(土),9(日)という日程で
  開催される報告があった.

4.ISMVL2004実施報告:
  羽生委員長より開催状況の報告があった.
   開催日時:2004年5月20日~22日
   開催場所:カナダ・トロント,トロント大学
   採択論文数(投稿論文数):53件(87件)
    日本:16(20)
   参加者:89名 (内日本22名)
   セッション数 17(内、招待講演2件、パネルディスカッション1件)
   受賞
    Best Paper Award for 2003 ISMVL;2件
    Long Service Award;8件

[審議事項]
1.予算案ついて:
  会計担当幹事の菊地会計担当幹事の代理である弓仲委員より平成16年度予算案に
  ついて説明があり,認められた.

2.次回多値論理フォーラムについて:
  開催担当の高木技術担当幹事より富山県氷見市
  民宿「磯波風(いそっぷ)」での開催案が提案され,認められた.
  また,開催日程の審議を行った結果,
  ・2005年9月5日(月)~7日(水)を第1候補とすること
  ・2005年9月5日(月)~9日(金)の期間で適宜調整すること(第2候補)
  が認められた.

3.ISMVL2005について
  羽生委員長よりCall For Paperが示され,積極的な投稿が
  喚起された.
   開催地:カナダ,カルガリー
   日程:2005年5月18~21日
   投稿締切:2004年11月1日
   査読結果:2005年 2月1日
   最終原稿:2005年 3月1日

[その他]
  ●弓仲委員よりISMVL2005とともに行われるULSIワークショップへ
   積極的な投稿が喚起された.
  ●畑会計監事よりSMCへの積極的な投稿が喚起された.

以上