多値論理研究会ニュース MMV VLL MMVV VVLL MM VV VV LL No.68 2006年11月 MM VV VV LL 発行責任者: 畑 豊 MM VV VV LL 編 集 者: 小橋昌司 MMMMM VVVV LLLL MMMMM VV LLLL 掲載事項 1. 第29回多値論理フォーラム報告 2. 第20回多値論理とその応用研究会開催案内 3. 第53回多値論理研究会委員会議事録 4. 第41回多値論理研究会年次総会議事録 5. 会計報告 6. 多値論理フォーラム優秀発表賞 1. 第29 回多値論理フォーラム報告 (開催担当幹事 羽生貴弘)  第29回多値論理フォーラムが,仙台市青葉区秋保温泉「ホテルクレセント」にて, 8月21日(月)~23日(水)の期間に開催されました.発表件数は20件(うち特別講演4 件,一般講演16件).参加者数は50名を数え,例年以上の規模で開催することができ ました.特筆すべきは,前回フォーラムから試みられてきたチュートリアル的な特別 講演の充実です.まず,代数関連で2件,回路技術関連で1件の特別講演を企画し, 専門外の研究者間で活発な議論がなされました.また,会員以外の先生(信号処理関 連)による特別講演を1件を企画し,多値分野の新しい可能性が議論されました.さ らに,優秀論文発表者の選定も前回同様に実施され,講演者のモチベーションが活性 化されたと感じました.次回以降も,特別講演や表彰制度を積極的に活用し,研究会 がさらに活性化することを希望します. 2. 第20回多値論理とその応用研究会開催案内 (第2種研幹事 穂積隆広) 下記のように, 第20回多値論理とその応用研究会が開催されますので, 奮って  ご参加下さいますようお願い致します. 第20回多値論理とその応用研究会 座長  涌井 文雄(日本大) 目的  多値集積回路は, 配線ボトルネックを解決するブレークスルーを与えるものとして 有用であることが明らかになっている.また,多値論理は,真と偽との二つの状態の みを取り扱う古典論理では表現できない世界を認め,これを表現し,利用するヒュー マンフレンドリーな論理です.コンピュータサイエンスという観点からすると,多値 情報処理は,例えば,論理設計等に有効に利用され,高速化,チップ面積の減少等に 大きく寄与しています.また,ファジィ論理も多値論理の一種として古くから取り扱 われ,研究されてきました.  本研究会は,多値論理研究会と共催で,これら多値論理を論理学,数学,論理設計, フォールトトレラント,ファジィ,人工知能等の側面から眺め,これらについての基 礎と応用について意見交換と討論を行うことを目的としています. ●日時: 2007年1月 6日(土) 午後         1月 7日(日) 午前 ●会場: 〒889-2192 宮崎県宮崎市学園木花台西1-1      宮崎大学総合研究棟2F プレゼンテーションルーム  (※工学部の建物とつながっています。工学部に向かってお進み下さい。 また,医学部の清武キャンパスとは異なりますのでご注意願います.) ●アクセスマップ      http://www.miyazaki-u.ac.jp/traffic/traffic.html ●学内マップ1      http://www.miyazaki-u.ac.jp/map/map-big/map-big1.html ●学内マップ2(詳細に記載されています)      http://ei-www.hyogo-dai.ac.jp/~hozumi/jmvl/tech20/MAP.pdf ●会場担当幹事      宮崎大学工学部電気電子工学科 淡野公一      TEL: 0985-58-7406      E-mail: tanno{at}cc.miyazaki-u.ac.jp ●多値論理研究会のホームページ      http://ei-www.hyogo-dai.ac.jp/~hozumi/jmvl/ ●応募の資格      特になし ●原稿締切日および原稿送付先  原稿締切 平成18年11月30日(木)      原稿送付先 〒675-0101            加古川市平岡町新在家2301            兵庫大学 経済情報学部 穂積隆広            TEL: 079-427-9938            FAX: 079-427-5112            E-mail: hozumi{at}hyogo-dai.ac.jp ●講演プログラム      http://ei-www.hyogo-dai.ac.jp/~hozumi/jmvl/tech20/program.html ●懇親会について      以下の通り懇親会を開催します。参加希望者は事前登録願います.      日時: 2007年1月 6日(土) 19:00からを予定      場所: あおしま太陽閣          〒889-2163 宮崎県宮崎市青島西1-16-2          TEL/FAX: 0985-65-1531/0985-65-2099          WEB: http://www.kanko-miyazaki.jp/sys/search/detail.php?id=3928      会費: 5,000円(予定)      送迎: バスによる送迎付き           宮崎大学 → 懇親会会場           懇親会会場 → 宿泊ホテル近辺まで,または,市街地      その他:温泉があります。入浴希望者は,着替えをご持参下さい。      懇親会参加希望者は,以下のフォームを淡野までお送り下さい。      -------------------------------      to: tanno{at}cc.miyazaki-u.ac.jp      subject: 懇親会の参加      第20回多値論理とその応用研究会の懇親会に出席します。       氏 名:       所 属:       E-mail:       宿泊ホテルとその住所:      ------------------------------- 主催 ディペンダブル コンピューティング研究会 共催 多値論理研究会 3. 第53回多値論理研究会委員会議事録 (庶務幹事 上浦尚武) 1.日 時:2006年8月22日(火) 12:20~13:50 2.場 所:秋保リゾート「ホテル クレセント」 会議室:ヴィスカイノ 3.出席者:畑,高木,望月,荒木,小橋,穂積,河口,巽,長田,ポゴシャン,       松本,山本,弓仲,菊池,石塚,亀山,笹尾,中島,羽生,町田,       涌井,和保,上浦(敬称略) 議 事 [報告事項] 1.第29回多値論理フォーラムの開催状況 開催担当幹事・羽生オブザーバーより,開催状況について以下の通り報告された: ・ 参加者数:50名 ・ 発表件数:20件 2.ISMVL2009日本開催について ISMVL09シンポジウム委員長・亀山オブザーバーより,開催準備の現況が以下の通り 報告された: ・ 2006年8月23日に第1回ISMVL09拡大合同委員会を開催. ・ ISMVL09開催予定日時は,2009年5月21日~23日(20日にポストバイナリワーク    ショップを開催). ・ 開催地は,那覇市の産業支援センター.琉球大学の長田委員,島袋勝彦先生が   ローカルアレンジメントを担当.多値論理研究会も全面的に協力. 3.その他 上浦庶務担当幹事が皆勤賞・精勤賞表彰について報告.表彰者は以下の通り: ・ 和保オブザーバー(皆勤賞) ・ 樋口オブザーバー(精勤賞) ・ 菊池会計監事(精勤賞) [審議事項] 1.次回 第20回第2種研究会について 石塚オブザーバーが,第20回多値論理とその応用研究会の開催要項を提案した.審 議結果は以下の通りである: ・ 日 時:2007年1月6日(土),7日(日) ・ 開催地:石塚オブザーバーに一任. 2.次回 第30回多値論理フォーラムについて 菊池会計監事が,2007年度多値論理フォーラムの開催要項を提案した.審議結果は 以下の通りである: ・ 日 時:2007年8月20日(月)~22日(水)【暫定】 ・ 開催地:湘南国際村センター【確定】 3.招待講演者への参加補助について 望月技術担当幹事より,非会員に特別講演を依頼する場合の参加補助方針について 確認依頼があった.審議結果は以下の通りである: ・ 謝礼として10,000円をお贈りする. 4.名誉員選定 畑委員長より,2006年8月現在における名誉員決定発議があった.以下の8名が名誉 員と認定された: <名誉員(50音順)> 1.石塚 興彦 先生(宮崎大学をご退官) 2.今西 茂  先生(関西大学をご退官) 3.上野 文男 先生(熊本電波工業高等専門学校をご退官) 4.北橋 忠宏 先生(大阪大学をご退官) 5.瑞慶覧長定 先生(琉球大学をご退官) 6.樋口 龍雄 先生(東北大学をご退官) 7.森末 道忠 先生(埼玉大学をご退官) 8.大和 一晴 先生(姫路工業大学をご退官) 名誉員には,平成18年度より会費を請求せず,委員長名で感謝状を贈ることが決定 された. 5.著作権について 畑委員長から,多値論理フォーラム・多値論理とその応用研究会の発表論文に関わ る著作権の取り扱いについて発議があった.審議結果は以下の通りである: ・ 多値論理とその応用研究会(2種研)については,著者に論文公開承諾書の提出   を求める.発表論文は多値論理研究会会員及び非会員に公開とする. ・ 多値論理フォーラムについては,論文公開承諾書を使用せず,投稿要項に「論文  の投稿をもって,著者は本研究会による公開(web,資料集,CDROM等)を許諾す  るものとする」旨の一文を加える.発表論文は多値論理研究会会員のみに公開と  する. 6.多値論理研究会支出削減について 平成17年度の予算および決算報告後.荒木会計担当幹事から全収入に対する会費納 入の占める割合が減少していると伝えられた.続いて,畑委員長から多値論理研究 会支出削減案が発議された.審議結果は以下の通りである: ・ 平成19年度以降,皆勤賞,精勤賞は賞状のみの授与とする. ・ 委員会開催時の弁当代は,委員各自の負担とする. ・ 多値論理研究ノート廃止の一案として,CDROMもしくはweb上にアップロードされ  る論文PDF集を作成するとともに,フォーラム当日に発表者が論文のハードコ  ピーを各自50部程度持参する旨が提案された.ハードコピーは参加者のみに配布  される.必要であれば,ファイル状の表紙のみを配布し,参加者はそれにハード  コピーを綴じる.但し,学生動員によるハードコピー製本作業は行わない.本項  目は継続審議題とする. 7.その他 ・ 荒木会計担当幹事から平成18年度の予算および決算案が発議され,これを了承. ・ 第20回多値論理とその応用研究会はこれまでと同様に多値技報を発行する.第54   回多値論理研究会委員会で,第30回多値論理フォーラムの運営方針(多値論理研  究ノートを発行するか等)を継続審議する. 4. 第41回多値論理研究会年次総会議事録 (庶務幹事 上浦尚武) 日  時:2006年8月22日(火) 16:35~17:05 場  所:秋保リゾート「ホテル クレセント」 会議室:コスモスA 出席者数:48名 議 事 [報告事項] 1.皆勤賞・精勤賞表彰 畑委員長より,以下の会員に皆勤賞・精勤賞が贈られた: ・ 和保オブザーバー(皆勤賞) ・ 樋口オブザーバー(精勤賞) ・ 菊池会計監事(精勤賞) 2.会計報告・監査報告 荒木会計担当幹事から,平成17年度の会計報告がなされ認められた.また,菊池会 計監事より会計に誤りがない旨,報告があった. 3.第29回多値論理フォーラムの開催状況 開催担当幹事・羽生オブザーバーより,開催状況について以下の通り報告された: ・ 参加者数:50名 ・ 発表件数:20件 4.次回 第20回第2種研究会準備状況 石塚オブザーバーより,2006年度多値論理とその応用研究会の開催準備状況が報告 された.開催要項は以下の通りである: ・ 日 時:2007年1月6日(土),7日(日) ・ 開催地:石塚オブザーバーに一任. 5.名誉員選定結果 畑委員長より,2006年8月現在において名誉員と認定された会員(以下8名)が報告 された: <名誉員(50音順)> 1.石塚 興彦 先生(宮崎大学をご退官) 2.今西 茂  先生(関西大学をご退官) 3.上野 文男 先生(熊本電波工業高等専門学校をご退官) 4.北橋 忠宏 先生(大阪大学をご退官) 5.瑞慶覧長定 先生(琉球大学をご退官) 6.樋口 龍雄 先生(東北大学をご退官) 7.森末 道忠 先生(埼玉大学をご退官) 8.大和 一晴 先生(姫路工業大学をご退官) 名誉員には,平成18年度より会費を請求せず,委員長名で感謝状が贈られる. 6.著作権の取り扱い 畑委員長より,多値論理フォーラム・多値論理とその応用研究会の発表論文に関わ る著作権の取り扱い方針が以下の通り報告された: ・ 多値論理とその応用研究会については,著者に論文公開承諾書の提出を求める.   発表論文は多値論理研究会会員及び非会員に公開. ・ 多値論理フォーラムについては,論文公開承諾書を使用せず,投稿要項に「論文  の投稿をもって,著者は本研究会による公開(web,資料集,CDROM等)を許諾す   るものとする」旨の一文を加える.発表論文は多値論理研究会会員のみ公開. 7.その他 弓仲委員が,第29回多値論理フォーラム中のセッションで,ISMVL07のCall for Paperを呈示した.積極的な投稿が喚起された: [審議事項] 1.予算案について 荒木会計担当幹事から,平成18年度の予算案についての説明があり,承認された. 2.次回 第30回多値論理フォーラムについて 菊池会計監事より,2007年度(第30回)多値論理フォーラムの開催準備状況が説明 されるとともに,日時・開催地について出席者の意見が募られた.審議結果は以下 の通りである: ・ 日 時:2007年8月20日(月)~22日(水) ・ 開催地:湘南国際村センター 3.その他 特になし. 5. 会計報告 (会計担当幹事 荒木智行)  平成17年度会計と平成18年度予算案の資料をご希望の方は会計担当幹事の荒木ま でご連絡下さい. 6. 多値論理フォーラム優秀発表賞  多値論理フォーラム優秀発表賞の概要,選考方法,歴代受賞者を学会ホームペー ジに掲載しましたので,ぜひご覧ください.