多値論理研究会

-「多値論理と VLSI コンピューティング」小特集(英文論文誌 D)論文募集 -

多値論理と VLSI コンピューティング小特集編集委員会

システムオンチップ(SoC)やシステム LSI の高機能化,小型化,低消費電力化は,主に設計・製造技術の向上にともなうシステムの極限的微細化・集積化によって実現されてきましたが,微細化のみでは解決が困難な種々の深刻な問題が生じています. この問題に対し,従来の 2 値に代わる多値ディジタルコンピューティングをはじめとした,従来技術の延長とは異なる新しい概念に基づく VLSI コンピューティングの開拓が望まれております. また,多値論理を利用した論理設計や多値論理代数とその応用,ソフトコンピューティングなど,2値論理の枠組みを超える新しいコンピューティング手法も期待されております. このような背景のもとに,「多値論理と VLSI コンピューティング」小特集号(平成 29 年 8 月号)を企画しました. 特に,46th IEEE International Symposium on Multiple-Valued Logic (ISMVL'2016)にて発表された講演論文も含めて,新概念に基づく多値論理と VLSI コンピューティングに関する論文を広く募集します.

1. 対象分野

多値論理代数,ファジィ論理,ソフトコンピューティング,量子コンピューティング,論理設計とスイッチング理論,テスト・検証,スペクトラムロジック,多値論理のビッグデータ・データマイニング応用,新概念 VLSI アーキテクチャ,多値 VLSI コンピューティング,ナノデバイス・次世代メモリベースアーキテクチャ,ソフトコンピューティングの医用福祉・セキュリティ応用など

2. 論文の執筆と取扱い

通常の英文論文と同一とします. ページ数は,原則として,論文の場合は刷り上がり 8 ページ,レターの場合は刷り上がり2ページを標準とします. 初期投稿時のレターの最大ページ数は 4 ページです.標準ページ数を超えると,掲載料が急に高くなりますので御注意下さい. 詳細はInformation for Authors( http://www.ieice.org/eng/shiori/mokuji_iss.html)を御参照下さい.査読後の再提出期間(通常は 60 日)を短縮する場合があります.

3. 投稿方法

Web による電子投稿のみ受け付けます.以下の手順で御投稿下さい.

手順 1:https://review.ieice.org/regist/regist_baseinfo_e.aspx より登録を行って下さい.初期投稿時に,編集可能な論文本体(TeX/Word),図,著者の写真, biography も投稿する必要があります.なお登録時には必ず“Type of Issue (Section)/Category of Transactions”で[Special-ED] Multiple-Valued Logic and VLSI Computing を選択して下さい.[Regular-ED]を決して選択しないで下さい.

手順 2:Web による電子投稿の際, “Copyright Transfer and Page Charge Agreement”に承諾して頂きます.

4. 論文投稿締切日

平成 28 年 9 月 30 日(金)必着   平成 28 年 10 月 14 日(金)必着(締め切りを延長しました)

5. 問合せ先

弓仲 康史
群馬大学理工学府 電子情報部門
TEL: 0277-30-1790
E-mail: yuminaka@gunma-u.ac.jp

6. 小特集編集委員会

羽生 貴弘(東北大学)

幹事 :弓仲 康史 (群馬大学),長谷川 真吾 (東北大学)

委員 :井口 幸洋(明治大学)、河口 万由香(北海道大学)、笹尾 勤(明治大学)、高木 昇(富山県立大学)、 淡野 公一(宮崎大学)、永山 忍(広島市立大学)、夏井 雅典(東北大学)、平山 貴司(岩手大学)、 本間 尚文(東北大学)、和保 孝夫(上智大学)、

7. 付記

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