多値論理研究会
多値論理研究会ニュースNo.83
ダウンロード:news083.txt (漢字コード:UTF-8)
多値論理研究会ニュース MMV VLL MMVV VVLL MM VV VV LL No.83 2014年 6月 MM VV VV LL 発行責任者: 淡野 公一 MM VV VV LL 編 集 者: 穂積 隆広 MMMMM VVVV LLLL MMMMM VV LLLL 掲載事項 1. 第37回多値論理フォーラム開催案内 2. 第27回多値論理とその応用研究会報告 3. 第68回多値論理研究会委員会議事録 4. ISMVL2014レポート ------------------------------------------------------------------------ 1. 第37回多値論理フォーラム開催案内 (開催担当幹事:村中徳明) 日ごとに秋の気配が感じられる頃,関西大学千里山キャンパスにて,第37回 多値論理フォーラムを開催いたします.この機会に夏の疲れを癒やし,秋学期 を乗り越えるパワーを蓄えていただきたいと思います. 大阪府吹田市は交通の便がよく,全国いずれの都市からでも比較的スムーズ にアクセスできます.会場となる関西大学千里山キャンパスへは,JR大阪駅に 隣接する大阪駅(梅田駅)で阪急北千里線に乗り換えた後は,関大前駅下車後 の徒歩約5分を加えても約30分で到着できますし,伊丹の大阪国際空港からも モノレールと阪急電車で1時間以内に到着します. また,近くには3月にグランドオープンした高さ日本一300mの超高層複合ビル 「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区),テーマパークユニバーサル・スタジオ・ ジャパン(大阪市此花区)や大阪城・海遊館・箕面大滝(落差33m)など見所も 多く,京都(祇園)・奈良(飛鳥)・兵庫(神戸)・三重(伊勢)・滋賀(琵琶湖)など へのアクセスも良いため観光にも最適です.皆様の積極的な論文投稿とご参加 を心よりお待ち申し上げます. ○開催日時:2014年9月13日(土)~14日(日) ○会場:関西大学千里山キャンパス 第4学舎3号館4F-R340 〒564-8680 吹田市山手町3-3-35 Tel. 06-6368-1121 URL: http://www.kansai-u.ac.jp/index.html アクセス:http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/access.html ○発表申込締切:8月 1日(金) 参加のみの方は(1)から(5)までの項目を,発表も申し込まれる方はすべての 項目をご記入の上,下記申し込み先へお申し込み下さい. (1) 氏名 (2) 所属 (3) 連絡先(電子メールアドレス,電話番号) (4) 参加資格(正員,一般,学生の別) (5) 懇親会参加の有無 (6) 講演題目 (7) 著者名および著者所属名 ○原稿提出締切:8月22日(金) 下記URLの執筆要領をご参考の上,原稿作成をお願いします.原稿は word もしくは pdf で下記申し込み先までメールでお送り下さい. 多値論理フォーラム原稿執筆要領:http://mvl.jpn.org/forum/format.html ○宿泊について:会場近くでは南千里にホテルがありますが,江坂,天神橋 六丁目(阪急で15分),大阪,新大阪などにより多くのビジネスホテルが ございます.お手数ですが,宿泊ホテルの手配は参加者各位にてお願い申し 上げます. ○登録費:正員2,500円,学生1,000円 ○懇親会費:正員6,000円,学生:4,000円(予定) ○申し込み先・問い合わせ先: 村中徳明 〒564-8680 大阪府吹田市山手町3-3-35 関西大学システム理工学部電気電子情報工学科 Tel:06-6368-1121 (内線5747,5745) e-mail:muranaka{at}kansai-u.ac.jp ------------------------------------------------------------------------ 2. 第27回多値論理とその応用研究会 報告 (開催担当幹事:永山 忍) 平成26年1月11日(土),12日(日)に,第2種研究会(第27回多値論理とその応用 研究会)が鹿児島県文化センターにて開催され,総勢で延べ56名と多数の参加者 が集まりました.発表については,多値論理を用いた画像処理技術やファジー 推論の医療分野への応用事例などについて計15件の発表が行われ,盛会のうち に終了することができました.ご発表頂いた皆様をはじめとする参加者の皆様 方には改めて御礼申し上げます. なお,次回の第2種研究会(第28回多値論理とその応用研究会)は平成27年1月 に沖縄での開催を検討しております.皆様の奮ってのご参加をお待ちしており ます. (座長 荒木智行(広島工業大学),幹事 永山忍(広島市立大学), 会場担当幹事 中原啓貴(鹿児島大学)) ------------------------------------------------------------------------ 3. 第68回多値論理研究会委員会議事録 (庶務担当幹事 中原啓貴) 日 時:2014年1月12日(日)12:00~14:50 場 所:鹿児島県文化センター 宝山ホール 第5会議室 出席者:淡野委員長、荒木技術担当幹事、永山技術担当幹事、 本間会計担当幹事、巽技術担当幹事、河口委員、小橋委員、 夏井委員、宮川委員、中原(庶務担当幹事) (オブサーバー) 井口先生、笹尾先生、畑先生、村中先生、弓仲先生、和保先生、 (記録:中原) 議 題 (報告事項) 1.ISMVL2014, ISMVL2013特集号の投稿状況について 弓仲先生から, ISMVL2014の進捗状況とISMVL2013特集号の投稿状況が報 告された. ・ISVML2014: 投稿数68件 ・ISMVL2013特集号: 投稿数21件(招待2件, 一般19件(海外4件含む)) 2.ULSIWS2014について 中原からULSIWS2014の進捗状況が報告された. 現在, 本間先生と共同で 開催準備を行っており, 投稿〆切は4月14日を予定している. 3.多値論理とその応用研究会開催状況 二種研幹事の荒木先生から開催状況が報告された. ・発表件数:15件(講演時間20分+質疑応答5分) ・参加者数:延べ56名(1/11:35名、1/12:21名) 4.多値フォーラム優秀発表・奨励賞の選定結果報告(巽先生) 巽技術担当幹事から2013年9月に姫路で開催された多値論理フォーラムの 優秀論文発表賞・奨励賞が以下の様に選出され, 委員会MLでメール審議の 結果, 承認された旨が報告された. 賞状は1/11日の懇親会にて, 淡野委員 長から受賞者全員に授与された. ・優秀論文発表賞:該当者なし(過半数を超える得票がなかったため) ・奨励賞:「CMOSスイッチにおけるホールド誤差低減手法」 笹川善正,田村宏樹,外山貴子,淡野公一(宮崎大学) 5.ISMVL2013の最終会計報告 (淡野先生) 2013年5月に富山で開催されたISMVL2013の最終会計が淡野先生から報告 され, 残額を多値論理の会計に組込む旨を委員会で承認した. 6.第37回(2014年)多値論理フォーラム開催準備状況について(村中先生) 二種研座長の荒木先生及び淡野委員長より, 2014 年9月の多値論理フォー ラムに関して, 以下の報告が行われた. ・会場:関西大学千里山キャンパス第4学舎3号館4F-R3403 ・開催日程:2014年9月13日(土),14日(日) ・参加・発表申し込み〆切:未定 7.その他 なし (審議事項) 1.多値論理とその応用研究会の新座長候補について 二種研座長の荒木先生から次期座長の候補として明治大学井口幸洋先生 が推薦され, 承認された. 2.第38回(2015年)多値論理フォーラム開催候補地について 2015年夏の多値論理フォーラムの開催候補地について議論され,ISMVL 2016の予行も兼ね, 北海道開催で検討することになった. 3.次回(2015年1月)多値論理とその応用研究会について 二種研座長の荒木先生及び淡野委員長より, 2015 年1月の第2種研究会 に関して以下の提案があり, 承認された. ・開催候補地:沖縄 ・開催担当:(打診中) ・開催候補日:1月上旬の週末 4.その他 特になし 以上 ------------------------------------------------------------------------ 4. ISMVL2014レポート (MVL-TC Vice-Chair:弓仲 康史) 2014年 5月 14-16日にドイツの Bremen において、第44回多値論理国際会議 (ISMVL2014) が開催された。Freiburg (ISMVL1999) 以来のドイツ開催のISMVL であり、76名(内日本人21名)の参加のもと、招待講演3件、一般講演44件の 活発な討論が旧市街地のHaus der Wissenschaftにて行われた。招待講演3件は、 Ontology-Based Data Access:Complexity and Expressive Power(Carsten Lutz)、 Circuit Design: Slip Schedule or Automate Debug(Daniel Grose)、Command and Data Handling Infrastructure for Space Systems(Gorschwin Fey)であり、 ビックデータ、デバック、宇宙開発と多岐にわたる興味深い内容であった。 2日目の夜に開催されたバンケットにおいて、Awardセレモニーが行われ、 「Outstanding Contributed Paper Award」に Andrei A. Bulatov 先生、「Long Term Contribution Award」に Dan Simovici 先生が表彰された。また、今年で 3年目になる「Kenneth C. Smith Early Career Award for Microelectronics Research」賞は鹿児島大学の中原先生に授与された。 今回のISMVLは、世界遺産の市庁舎に程近い素晴らしいロケーションでの開催 であったと共に、多くのISMVLロゴ入りのグッズ、川下りのエクスカーションなど 現地の若手スタッフによるドイツ流の「おもてなし」が随所に感じられる会議で あり、参加者に大変好評であった。 次回のISMVLは、2015年5月18-20日にカナダの Waterloo で開催される。論文 投稿〆切等の詳細はWebページ http://www.mvl.jpn.org/ISMVL2015/ に掲載して いる。また、ISMVL2016は北海道大学で開催予定である。