多値論理研究会
多値論理研究会ニュースNo.85
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多値論理研究会ニュース
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MM VV VV LL No.85 2015年 6月
MM VV VV LL 発行責任者: 淡野 公一
MM VV VV LL 編 集 者: 穂積 隆広
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掲載事項
1. 第38回多値論理フォーラム開催案内
2. 第28回多値論理とその応用研究会報告
3. 第70回多値論理研究会委員会議事録
4. ISMVL2015レポート
5. ISMVL2016開催準備状況
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1. 第38回多値論理フォーラム開催案内
(開催担当幹事:河口万由香)
一足早く秋を迎える札幌にて,第38回多値論理フォーラムを開催いたします.
第32回多値論理フォーラム(2009年)に引き続き日本知能情報ファジィ学会
北海道支部による共催を予定しております.会場となる「北海道大学フロン
ティア応用科学研究棟」は工学部建物群の北端に位置し,2010年ノーベル化学
賞を受賞された鈴木章北大名誉教授の名を冠するホールを含む集会施設が併設
されております.来年日本で行われるISMVL2016の会場でもありますこの場所
で,日頃の研究成果やアイデアの発表,あるいは意見交換にと熱弁を奮って
いただくべく,皆様方からの積極的な論文投稿とご参加をお待ちしております.
○開催日時:2014年9月12日(土)~13日(日)
○会場:北海道大学 フロンティア応用科学研究棟 1階セミナー室
〒060-8628 札幌市北区北13条西8丁目
URL: http://www.eng.hokudai.ac.jp/building/detail.php?area=2
アクセス:http://www.eng.hokudai.ac.jp/access/
http://www.eng.hokudai.ac.jp/building/
(ただし,13日のみ工学部内で会場が変更となる可能性があります)
○発表申込締切:7月31日(金)
参加のみの方は(1)から(6)までの項目を,発表も申し込まれる方はすべての
項目をご記入の上,下記申し込み先へお申し込み下さい.
(1) 氏名
(2) 所属
(3) 連絡先(電子メールアドレス,電話番号)
(4) 参加資格(正員,一般,学生の別)
(5) 研究ノート(印刷体)購入の有無
(6) 懇親会参加の有無
(7) 講演題目
(8) 著者名および著者所属名
○原稿提出締切:8月21日(金)
下記URLの執筆要領をご参考の上,原稿作成をお願いします.原稿は word
もしくは pdf で下記申し込み先までメールでお送り下さい.
多値論理フォーラム原稿執筆要領:http://mvl.jpn.org/forum/format.html
○宿泊について:9月の札幌は観光シーズンであると同時に,医学系を始めと
する各種学会が多数開催されるためホテルとフライトが大変込み合う傾向が
あります.お早目の予約をお願いいたします.航空券と宿泊がセットされた
各種ビジネスパックがお得です.JR札幌駅北口,地下鉄南北線「北12条駅」
付近のホテルは会場徒歩圏内で便利です.その他のエリアに宿泊の場合は,
地下鉄南北線沿線のホテルをお奨めします.
○無線LAN環境について:会場では eduroam(IEEE802.11b/g) が使用可能です.
フォーラム当日のみ有効となる臨時アカウントを発行いたします.また,
所属機関にて eduroamアカウントを所持されている方はそのアカウントを使用
して eduroamに接続することができます.
○参加登録費:無料
○資料代:印刷体 2,000円,電子体 無料(予定)
印刷体は購入申込部数のみ製作いたします.事前参加申込時に購入希望
記載のない場合もしくは当日受付の場合は,印刷体をご用意いたしかね
ますのでご了承願います.
電子体は会場にて各自ダウンロードする形態となりますのでPC等をご持参
願います.
○懇親会費:正員 6,000円,学生 4,000円(予定)
○主催:多値論理研究会
http://mvl.jpn.org/
○共催:日本知能情報ファジィ学会北海道支部
http://www.j-soft.org/
○申し込み先・問い合わせ先:
河口 万由香
〒060-0814 札幌市北区北14条西9丁目
北海道大学 大学院情報科学研究科 情報理工学専攻
電話:011-706-6805 FAX:011-706-7830
E-mail:mayuka{at}ist.hokudai.ac.jp
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2. 第28回多値論理とその応用研究会 報告
(開催担当幹事:永山 忍)
平成27年1月10日(土),11日(日)に,第2種研究会(第28回多値論理とその応用
研究会)がてんぶす那覇にて開催され,総勢で延べ59名と多数の参加者が集まり
ました.発表については,多値論理を用いた画像処理技術やファジー推論の医
療分野への応用事例などについて計17件の発表が行われ,盛会のうちに終了す
ることができました.ご発表頂いた皆様をはじめとする参加者の皆様方には改
めて御礼申し上げます.
なお,次回の第2種研究会(第29回多値論理とその応用研究会)は平成28年1月
に仙台での開催を検討しております.皆様の奮ってのご参加をお待ちしており
ます.
(座長 井口幸洋(明治大学),幹事 永山忍(広島市立大学),
会場担当幹事 長田康敬(琉球大学))
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3. 第70回多値論理研究会委員会議事録
(庶務担当幹事:中原啓貴)
第70回多値論理研究会委員会議事次第
日時:2015年1月11日(日)12:50?14:50
場所:てんぶす那覇 (沖縄県那覇市)
参加者:弓仲先生,永山先生,笹尾先生,夏井先生,羽生先生,荒木先生,
巽先生,和保先生,淡野先生,長田先生,井口先生,
河口先生,村中先生,中原
以上 計14名
報告事項
1.多値論理とその応用研究会開催状況(長田先生,永山先生)
開催状況について長田先生から報告があった.
・発表件数:18(うち、1件キャンセル)
・参加者数:58(2日間の延べ人数)
会計状況について永山先生から報告があった.
・余りが130円だったので、DC研究会に返還することに.
2.多値フォーラム優秀発表・奨励賞の選定結果報告(荒木先生)
・優秀論文賞は該当者なし
・奨励賞は下記の論文が選考され、10日(土)の懇親会において表彰が
行われた.
マイクロパケット転送方式に基づく多値リコンフィギャラブルVLSIの
構成と評価
原田伸太郎, 亀山充隆(東北大学),藤岡与周(八戸工業大学)
3.ISMVL2015の投稿状況について(弓仲先生)
・今年の投稿数は57件(2014: 68件, 2013: 75件, 2012: 73件)
・13件がリジェクトされるかもしれない. 今年は厳しいとのこと.
4.ULSIWS2015について(中原)
・投稿〆切は4月1日を予定
・ISMVL2015の前日(5月17日)に開催予定
・招待講演者を募集中. ご推薦がありましたら中原
(nakahara{at}cs.ehime-u.ac.jp)までお願いします.
5.第38回(2015年)多値論理フォーラム開催準備状況について(河口先生)
・日時:9月12日(土)~13日(日)
・開催場所:北海道大学フロンティア応用科学研究棟
・発表参加申し込み:2015年7月31日(金)
・原稿(PDF)提出:2015年8月21日(金)
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注意!:9月の北海道は観光客の予約が殺到するため、
早めの宿泊施設・航空券の予約をとのことです.
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6.次回(2016年)多値論理とその応用研究会開催準備状況について(羽生先生)
・次回2種研究会は東北大学(通研)を予定. 詳細は後日アナウンス.
・日時:2016年1月9日(土)~1月10日(日)
・ISMVL委員は直前の委員会があるため, 1月10日(日)に十分時間をあけて
おいて欲しい,とのこと
7.その他
岩手大学平山先生から第39回(2016年)多値論理フォーラムの準備状況に
関して報告があった.
・日時: 9月10日(土)-11日(日)
・会場:岩手県盛岡市アィーナ8F 812会議室 (変更の可能性あり)
・詳細は後日アナウンス.
審議事項
1.永山先生から下記の3点に関して審議依頼があった.
1:論文公開承諾書を廃止することに関して
・経緯は不明だが, Web公開するときの経緯では.
管理が大変なので, 廃止して頂きたい.
→ 審議の結果, 申込書に文言を加えることで承諾書を廃止することに
なった.
2:学会プログラムの信学会(IEICE)上に掲載のすることに関して
・期日を延ばすことができなくなるので, 信学会とやる意味がないのでは.
・一時的にしておいて, 後日変更したい.
→ 審議の結果, 「件数・タイトルを変更する可能性があります」と掲
載しておいて後日変更することに. なお, 発表時間は1Hour~30Min
として適時調整しておくことに.
3:予稿集の発行媒体に関して
・今は紙媒体なので, 発行に7万円必要. 削減することで, 経費削減・〆切
延長が可能になる.
→ 座長が見れないと困るので, 数冊ハードコピーを用意.
予稿集は会場でFlash Air等でダウンロードできるようにする.
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4. ISMVL2015レポート
(MVL-TC Vice-Chair:弓仲 康史)
2015年5月18-20日にカナダのWaterlooにおいて、第45回多値論理国際会議
(ISMVL2015) が開催された。Victoria (ISMVL2012) 以来のカナダ開催のISMVL
であり、56名(内日本人19名)の参加のもと、招待講演3件、一般講演35件の
活発な討論が、緑豊かなWaterloo大学Federation Hallにて行われた。招待講
演3件は、Algebras and Algorithms(McMaster大学 Matt Valeriote先生)
Contextuality Supplies the Magic for Quantum Computation (Waterloo大学
Mark Howard先生)、Novel VLSI Architectures for Real-World Intelligent
Systems(東北大学 亀山先生)であり、代数、量子計算から多値集積回路応用
と多岐にわたる興味深い内容であった。
2日目の夜にナイアガラオンザレイクのワイナリーで開催されたバンケット
において、Awardセレモニーが行われ、
「Outstanding Contributed Paper Award」に Miguel Couceiro 先生グループ、
「Distinctive Contributed Paper Award」に Sebastian Kerkhoff 先生が表彰
された。また、ULSIワークショップへの長年の貢献に対し、K.C. Smith先生に
「ULSIWS Long-term Contribution Award」が授与された。
今回のISMVLは、トロントから1時間程度の閑静な緑豊かなキャンパスでの
開催で、Symposium ChairのVincent Gaudet先生の気配りが随所に感じられる
アットホームな会議であり、ナイアガラ近辺のエクスカーションなど参加者に
好評であった。
次回のISMVLは、2016年5月18-20日に北海道大学で開催される。論文投稿〆切
等の詳細はWebページ http://www.mvl.jpn.org/ISMVL2016/ に掲載している。
また、ISMVL2017はセルビアのNovi Sadで開催予定である。
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5. ISMVL2016開催準備状況
(Symposium Chair:羽生 貴弘)
来る2016年 5月 18-20日の期間,北海道大学(北海道・札幌市)にて,
第46回多値論理国際シンポジウム(ISMVL2016)を開催予定.富山開催(ISMVL
2013)以来の日本開催.招待講演は例年並みの3件程度を予定.実行委員会
の構成は以下の通り:
・Symposium Chair : Takahiro Hanyu (Tohoku U.)
・Symposium Vice Chair : Yutaka Hata (U. of Hyogo)
・Program Chair : Yasushi Yuminaka (Gumma U.)
・Local Arrangements :(Chair) Yasuo Takahashi (Hokkaido U.)
:(Vice Chair) Mayuka Kawaguchi (Hokkaido U.)
・Treasurer :Masanori Natsui (Tohoku U.)
・Publicity Chair :Shinobu Nagayama (Hiroshima City U.)
・Publication Chair :Naofumi Homma (Tohoku U.)
・Secretary : Naoya Onizawa (Tohoku U.)
なお,ISMVL2016のCall for PapersのURLは以下の通り:
http://www.mvl.jpn.org/ISMVL2016/images/ismvl2016_cfp.pdf