多値論理研究会

多値論理研究会ニュースNo.88

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      多値論理研究会ニュース

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          MM VV      VV LL                     No.88    2017年 6月
          MM  VV    VV  LL                     発行責任者: 荒木 智行
          MM   VV  VV   LL                     編 集 者: 中原 啓貴
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掲載事項

1. 第40回多値論理フォーラム開催案内
2. ISMVL2017レポート
3. 第30回多値論理とその応用研究会 報告
4. 第74回多値論理研究会委員会 報告

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1. 第40回多値論理フォーラム開催案内
											(開催担当幹事:村中徳明)

多値論理フォーラム40回記念として、2017年9月16日(土)~18日(月)に奈良・明日香にある関西大学セミナーハウスで旧スタイル(宿泊型)(1人1泊:¥3,470、朝食¥530、昼食¥630、夕食¥1,200)のフォーラム開催を予定しています. つきましては、セミナーハウスの貸切や催し企画に向けて、日程を押さえていただく意味で、事前調査付の下記仮申し込み(締切7月7日)にご協力頂きたいと思います. 出来るだけ正確な情報をお願いしますが、もちろん変更可能です.
会場は、豊かな自然に囲まれた日本古代史の宝庫、明日香の静寂景勝の地にあります. 周辺には、特別史跡石舞台古墳をはじめ、飛鳥寺、高松塚やキトラ古墳などがあり、飛鳥史跡見学や万葉文学散歩には最適の場所です. (宿泊定員72人) 大小2つの浴室があり、ゼミナールや研修の疲れを癒すことができます. 近鉄「橿原神宮前」駅東口から タクシー15分です. 乗り合わせされることをお勧めします. 京都(祇園)・奈良(吉野)・兵庫(神戸)・三重(伊勢)・滋賀(琵琶湖)などへのアクセスも良く,観光に最適です.皆様の積極的な論文投稿とご参加を心よりお待ち申し上げます.

○開催日時:2017年9月16日(土)~18日(月)
(フォーラムは16日~17日開催, 17日夜~18日は別途ナイトワークショップ等の企画有り)
○会場:関西大学飛鳥文化研究所・植村記念館(関西大学飛鳥セミナーハウス)
〒634-0123  奈良県高市郡明日香村稲淵 Tel. 0744-54-4189
URL: http://www.kansai-u.ac.jp/Jigyo/seminar/asuka/asuka_gai.html
○事前アンケート調査付 参加・発表仮申し込み締切:7月 7日(金)

※詳細は開催案内をご覧ください
http://mvl.jpn.org/forum/40/index.html


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2. ISMVL2017レポート
                            				(MVL-TC Vice-Chair:弓仲 康史)

 2017年 5月22-24日、セルビアの Novi Sad において、第47回多値論理国際会議(ISMVL2017) が開催された. 初めてのセルビア開催のISMVLであり、55名(内日本人16名)の参加のもと、招待講演3件、特別講演2件、一般講演45件の活発な討論がNovi Sad大学にて行われた. 招待講演3件は、An Algorithm for Constraint Satisfaction Problem(Dmitriy Zhukshi)、Deep Learning for Autonomous Vehicles(Branislav Kisacanin)、Index Generation Functions: Minimization Methods(笹尾先生)など代数、論理設計、ディープラーニングと多岐にわたる興味深い内容であった. 
また、ISMVL会議の前日にULSIワークショップ、翌日にReed-Mullerワークショップも開催され、招待講演における最先端の研究紹介およびongoingの研究発表などに対し活発な議論が交わされた. 
 バンケットのAwardセレモニーにおいて、「Outstanding Contributed Paper Award」が  Stankovic先生およびAstola先生グループ、「Long Term Contribution Award」が 町田先生にそれぞれ授与された. また、若手のハードウェア関連の研究者に贈られる「Kenneth C. Smith Early Career Award for Microelectronics Research」賞は東北大学博士課程の上野氏に授与された. 
今回のISMVLは、セルビア正教などの美しい教会、Petrovaradin要塞の地下トンネルや修道院を巡るエクスカーションなど、訪れる機会がほとんどないと思われる貴重な場所での開催であると共に、盛り付けの美しい食事の提供、ISMVLロゴ入りのグッズの準備など現地スタッフによる「おもてなし」が随所に感じられる会議であり、参加者に大変好評であった. Symposium Co-ChairのPantovic 先生とStankovic先生に改めて感謝したい. 
 次回のISMVLは、2018年5月18-20日にオーストリアの Linz で開催される. 論文投稿〆切等の詳細はWebページ http://www.mvl.jpn.org/ISMVL2018/ に掲載予定である. また、ISMVL2019はカナダ(St.Andrews)で開催予定である. 


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3. 第30回多値論理とその応用研究会 報告
                                           (開催担当幹事:永山 忍)

 平成29年1月7日(土),8日(日)に,第2種研究会(第30回多値論理とその応用
研究会)が石川県文教会館にて開催され,総勢で延べ57名と多数の参加者が
集まりました.発表については,30回記念として行われた笹尾勤先生(明治大
学)、村中徳明先生(関西大学)、和保孝夫先生(上智大学)によるパネル
ディスカッションをはじめ,多値論理を用いた高速回路設計技術やニューラル
ネットワークの応用事例、医用技術への応用などについて計16件の発表が行わ
れ,盛会のうちに終了することができました.ご発表頂いた皆様をはじめとす
る参加者の皆様方には改めて御礼申し上げます.
 なお,次回の第2種研究会(第31回多値論理とその応用研究会)は平成30年1月
に神奈川県川崎市(明治大学)での開催を検討しております.皆様の奮っての
ご参加をお待ちしております.

                   (座長 淡野公一(宮崎大学),幹事 永山忍(広島市立大学),
                                   会場担当幹事 高木昇(富山県立大学))


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4. 第74回多値論理研究会委員会 報告
                                           (庶務担当幹事:夏井 雅典)

第74回多値論理研究会委員会 議事録
庶務担当幹事: 夏井 雅典

日時:2017年 1月 8日(日) 13:00~14:30
会場:石川県文京会館 402 号室(金沢)

報告事項
1.多値論理とその応用研究会開催状況
   高木先生から多値論理とその応用研究会の開催状況が報告された.
   ・発表件数:16件(うち,パネルディスカッション1件)
   ・参加者数:32人

2.多値論理フォーラム優秀発表賞・奨励賞の選定結果報告
   永山先生から昨年の多値論理フォーラムでの受賞結果が報告された.
   ・優秀発表賞 中原先生(東京工業大学)
   ・奨励賞 鈴木麻奈美(東北大学)

3.ISMVL2016特集号の投稿状況
   弓仲先生からISMVL2016特集号の投稿状況が報告された.
    ・投稿件数18件,招待論文2件

4.ISMVL2017の投稿状況
   永山先生からISMVL2017の開催状況が報告された.
   ・投稿件数61件

5.ULSIWS2017の開催状況
   夏井からULSIWS2017の開催状況が報告された.

6.第40回(2017年9月)多値論理フォーラム開催準備状況
   村中先生から多値論理フォーラム(奈良開催)の準備状況が報告された.
   ・開催地:関西大学飛鳥文化研究所・植村記念館
    〒634-0123 奈良県高市郡明日香村稲渕
   ・日時:2017年9月16日(土)~18日(月)
   詳細日程については検討中であること,ならびに,日程調整の都合上,
   例年よりも早めの講演申込日を設定する予定であることが報告された.

審議事項
1.第41回(2018年9月)多値論理フォーラム開催候補地について
   中四国・広島周辺を開催地とし,9/15~17を第一候補,9/8~9を第二
   候補の開催日として調整することとなった

2.次回(2018年1月)多値論理とその応用研究会について
   明治大・生田キャンパスにて1/6~7に開催することが確認された.

3.計測制御学会との連携について
   荒木先生から次回多値論理フォーラムにて計測制御学会へ声がけをし,
   特別セッションを企画することが提案され,承認された.

4.多値論理研究会新委員の選出について
   荒木先生から多値論理研究会委員として関先生(大阪大)が推薦され,
   全会一致で承認された.

5.精勤賞・皆勤賞について
   夏井から前回多値論理フォーラムにおいて河口先生が精勤賞の条件に
   達したことが報告された.
   また,次回以降の候補者選定について,精勤賞・皆勤賞の受賞基準に
   ついて改めて確認を行った上で,受賞者候補を選定することとした.
   
以上.